仕事の話(外国人介護士)

読売新聞の記事です。先ずはお読み下さい。

- 特養で比女性を不正雇用、日本人装い欠員穴埋め介護報酬を過大請求 東京都文京区が開設している特別養護老人ホーム「くすのきの郷(さと)」(文京区大塚)が、観光ビザで来日したフィリピン人女性を働かせて、介護保険法の基準を満たしているように装い、…

読売新聞の記事で興味深いものがあったので、下記に添付します。

外国人労働者、特にフィリピンからの労働者の特殊な環境についての見方に物足りなさを感じますが、客観性と合理性を最重視せざるを得ないマス・コミの記事である以上、致し方ないのかと思いました。 フィリピンからの労働者の“今目の前にある現実的な問題”に…

  3月25日の新聞記事を読まれた方も多いと思いますが、厚生労働省は24日までに、大学や専門学校などで介護福祉士の養成コースを修了した卒業生を対象に、国家試験に合格しなくても取得できる「准介護福祉士」の資格を新たに設けることを決めた様です。

昨年のヘルシンキ署名で、フィリピンとの間で結ばれた経済連携協定に基づく外国人介護士受け入れを日本側は決めたのですが、条件がきつ過ぎるとのコンプレイン?に対応したのでしょうか。 外国人介護士研修生の場合、4年以内の日本語による介護福祉士試験不…

社団法人国際厚生事業団を知っていますか。25年前に認可された、名の通りの厚生省の外郭団体で、現理事長が元厚生省事務次官で全役員8名中3名が厚生省の元高官で、内常勤役員は1名です。

まだまだ曖昧なままの外国人介護士召致の手続きの中で、唯一はっきりしていることは、日本側の各施設(病院・老人ホーム等)はこの厚生事業団を経由しないと一切召致が出来ない仕組みになっています。 昨年9月の日比経済連携協定(ヘルシンキ署名)の中では…

午後9時からのNHK番組“介護の人材が逃げていく”を視ました。既に認識済みの事とはいえ、改めてNHKなどに映像として纏められると別な説得力が増します。

若い介護士が1ヶ月15−16万円位の給料では辞めていくという話です。日本全国平均で年収305万円です。大手の優遇策を講じることが出来る施設でも人材確保に窮しているのが現状です。人材確保の点では弱小施設の今後は益々辛いものになりそうです。 ハードウ…

私のところは、フィリピンの介護を積極的に日本に紹介する事を行おうと思っております。

そんなこんなで比較の為に、2回目のタイ・バンコクの介護・看護状況の視察に行ってきました。 バンコクとマニラの介護・看護状況を比較してみました。 やはり言葉の問題が大きく、フィリピンの施設や病院なら、掃除のオバチャンまで英語が可能なのですが、…