国旗国歌判決

1月31日(月)の信濃毎日新聞の社説である。
http://ime.nu/www.shinmai.co.jp/news/20110131/KT110129ETI090009000022.htm
国旗国歌判決 
東京都と都教育委員会が、日の丸に向かって起立し、君が代を斉唱するよう強制したことは憲法違反には当たらない。
都の教員らが、起立・斉唱の義務はないことの確認などを求めた訴訟で、東京高裁が下した判決である。


裁判が開始されるには、原告の利益が見込まれることが必須だが、この裁判の原告の利益は何んだったのだろう。
日本国民が、日の丸や国旗を否定(拒否)できることが利益なのだろうか。


何かが変である。
日本の民主主義は世界一柔軟な世界一進歩したシステムだと思っている。
国民が国旗や国家を強制されるのは、民主主義に反すると訴訟になった。
こんな訴訟案件で裁判が開始されるのだから、日本の民主主義は間違いなく世界一柔軟・幸せ・不思議・な、民主主義なのだろう。


原告の公立学校の先生方は恥かしくないのかな〜、
恥を恥と思わない厚顔無恥な輩かな〜、
それならば教わる生徒達はどーなるのかな〜
個人としての信念で国旗や国家を忌避するのであれば、私立学校に転職すれば良い。
さもなくば日本人を辞めて好きな国に帰化すればよい。
雇い主の社旗や社歌に文句をつけるサラリーマンを、見たことも聞いたことも無い。
自分達は奴隷の如く浚われ、強制的に教職員にされたと言っているに近い。
この教職員の親や子供達はどー考えているのだろうか。


還暦近い私の子供達は既に独立しているが、孫が学齢期になった場合、私達は先生を選ばなければならなくなるのか。
何とも不可思議で嫌な時代になった様な気がしてならない。


http://www.youtube.com/watch?v=_ORh8TKxsMU&feature=related
高校生の女の子が君が代を独唱している。
思わず背筋に電気が走る感動の独唱である。
歌唱に対する技術論ではなく、彼女の心根がここまで感動を呼ぶのだと信じたい。
こんな若者も存在するのだから、日本国も満更ではないと信じたい。


人間は須らく、見たいものを見、聞きたいことを聞く動物ではあるが・・・・・