竹島問題 その1

島根県竹島の領有権を巡って日韓の間がギクシャクしている。


日本国民の私にとって竹島が日本の領土である事に何の疑問も無い。
これは法律的なことではなく、教育の問題でそうなのだ。


同様に韓国国民にとっても竹島が韓国のもである事に今まで疑問を持たなかったのだろう。


即ち国民レベルでは解決・納得どころか協調のキッカケすらない問題である。


多少非国民との誹りを受けかねないが、竹島の帰属について、私個人はある意味どちらでも良いと考えている。
大切な事はどちらの領有に決定してもそこに合理的且つ客観的な根拠を示して欲しいのである。
それが全世界レベルの統一した方策になって欲しいと思う。


領土問題の解決は3通りしか解決方法を持たない。
戦争
国際司法
当事国の納得、である。


国際司法については当事国双方が申し立てしなければならない、竹島問題でも日本国は国際司法に委ねることを提案しているが、韓国は拒否している。
韓国曰く、我国固有の領土について第三者の介入は必要ないとのこと、これでは取り付く暇も無い。(正確には、”取り付く島も無い.”友人より指摘あり)



当事者双方の納得が計れないからこそ、司法判断等の道を進むべきなのに、それが出来ないとなると、戦争しか道が残らない。


韓国も先進国の仲間入り直前である。世界第13位の経済力に陰りが見えてきているとはいえ、国連の事務総長まで輩出している国である。


日本国への対抗策として、対馬まで韓国領だと言い出すようなヒステリックな児戯にも等しい対応ではなく、大人の対応を示して欲しいものである。


ここ最近の領土問題のひとつが、1990年8月1日のイラククウェート侵攻であろう。あの時のフセイン大統領の声明が、クウェートは元々イラク領であった云々であるが、世界中の殆どの国から賛同を得られることなく、むしろ世界中の殆どの国を敵に回して戦争に突入してしまった。


その前では、イギリスとアルゼンチンの間に起きた、1982年3月19日から72日間にもおよんだフォークランド紛争であろう。
日韓の竹島問題はこのフォークランド紛争の縮小版のような気がしてならない。
イ・ミョンパク大統領が第二のガルチェリ大統領に成らない様に祈っています。
まぁそーなれば、福田首相は第二のサッチャー首相ですかね・・・・?


国際間では力こそ正義です。が、人間が唯一の知的生命体であるならば、近い将来この言葉が間違っていると、堂々と主張できる日が来る事を期待しています。