従軍慰安婦問題決議案可決 パート2

6月28日の投稿の続編です。
米国下院外交委員会の決議に基づき、下院本会議でも決議されました。仮決定が本決定になったと言うことですね。


日本国政府自民党)に配慮して、参議院選挙終了後に決議したとのことですが、そんな配慮するなら内政干渉するなって言いたいですよね。


因みに本会議決議は出席議員によって成されるのですが、米国下院議員は435名いますが、この決議は出席議員わずか10名によって成されました。読み間違い書き違いではありません。ただの10名です。決議に議員数の定足数(最低出席議員数)の定めが無いのです。


まぁ法的拘束力も無いのですが、韓国系米国人の圧力でここまで来ちゃったのですかね。


ソース:
http://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070731/usa070731001.htm


いくら法的拘束力が無いと言っても気分悪いです。しかしこの審議の手続が摩訶不思議なのです。売春を強要されたと称する老韓国婦人を証人として採用しておきながら、日本側の意見徴集は無かったのです。私は勿論米国下院の審議手続きには無知ですが、当事者の一方通行のみで決定し世界に向けて情報発信する姿勢に、いたく憤慨しています。


何かシックリ来ませんが、435名中425名が欠席した事が、唯一僅かばかり残った救いの様な気もしますが、本会議に上奏されただけでも問題ですが、たった10名とはいえ本会議で決定した事実はかわりません。


議会の決定には大統領の拒否権発動もありえますが、既に死に体となったブッシュにはその力も無いのですかね。
この類には理性的に対応しなければならないとは思いますが、正直言ってこちとらも低レベルとは思いつつも感情論で反発したくなります。


お前達はベトナムでなにやった・・・・
日系米国人になにやった・・・・
長崎・広島でなにやった・・・・
100年前にハワイでなにやった・・・
200年前に原住民(インディアン)になにやった・・・・
結局イラクの嘘はどーなった・・・・


数え上げたらキリがない。因みに第二次世界大戦の法的処置は全て完了しています。法律は個人の救済には不備だらけかもしれませんが、戦争が究極の外交とすれば、その結果に対する清算は終了しています。


国籍には関係無く、あらゆる戦争犠牲者に同情申し上げます。
それら個人の苦悩の声を大事にし、決して戦争を繰り返してはいけないと私自身も思っています。
しかし唯一の被爆国である日本国内ですら、被爆体験を国内の政争の具にする輩がいます。
同様に、本当の戦争被害者を自国の立場を優位に利用しようとする輩に、激しく怒りを覚えます。
それらに対し自国民に見える形で対応しない日本国政府に怒りを感じます。