“宮廷女官チャングムの誓い”という韓国からの輸入ドラマを見た方が多いと思う。かなり好評価のドラマらしい。


遅ればせながら私も見た、そして嵌(はま)った。
52話まで続く1話45分程度の番組である。


私は映画が好きで、読書で言うところの乱読派である。
手当たり次第という感じに映画を見る。


売れっこドラマということで内容については触れないが、このドラマ制作が実に面白い。はっきり言って“臭い”のであるが、その臭さに躊躇いがない、徹底的に臭いのである。
日本のドラマでいえば“水戸黄門”であろう。なんてったて悪役が好い、顔も声も悪役そのもので見落としが無く分かり易い、45分のドラマの中でちゃんと主役のチャングムが窮地に落ち、そして解決見事リカバリーするのである。


そして最後の5分で必ず“もー駄目か”という窮地が再来し、次回に続くとなるので次回が待ち遠しい、徹底的に臭い終わり方をするのだが、別な言い方をすれば徹底的にエンターテイメントしているのである。実話に基づいているとのことなので演出・脚本が上手いのだろう。


悪役が悪役然としているのだが、女性の役者が見事に美人揃いである。悪役がゾットするような美人なのである。整形美容大国とはいえ、韓国美人は見事である。これだけでも十分に観賞の価値がある。