フィリピン共和国法による離婚

2012年、昨年の年明けから、この件での問い合わせが本当に多かった。
しかし余りに程遠い認識で質問してくるので、
少しでも質問者の事前の知識の足しになればと思い、下記を添付してみた。


フィリピン共和国において国際離婚を検討されている日本人の方へ
http://jis.main.jp/annulment_information.html


でも考えてみれば、訳が解らないのが当たり前で、
訳がわかっている人が問い合わせするはずもないし、
でも、藁にでも縋る様な必死な方ならとにかくも、
「フィリピンでは弁護士も安いし、裁判もお金でどーにでもなるんでしょ。」
開口一番こんな言葉で始められて、まったく嫌になる事もある。


毎週土曜日の無料相談に可能な限り応じているが、
この件での相談者(問合せの方)は、
1−結婚中のフィリピン女性と次の結婚を予定している日本人男性の二人組。
2−フィリピン女性と結婚を予定している日本人男性。
3−フィリピン女性と離婚予定(離婚した)の日本人男性の二人組。
この組み合わせでほぼ70%ですが、3−は少ないですね。

4−日本人男性と離婚(結婚)を予定しているフィリピン女性。
このケースの場合は、無料相談であっても有料の通訳をつけるか、
知人・友人等の日本人を同席させることを条件に、相談を受けます。

日本語・英語・タガログ語でHPを展開しているので、
日本以外の国からの問い合わせもたまにありますが、面談にまで至るケースは稀です。


フィリピン共和国において国際離婚を検討されている日本人の方へ
http://jis.main.jp/annulment_information.html


にも書かれていますが、
間違いなく、世界一離婚の難しい国---フィリピン共和国
多分、May-be、ほぼ、世界一離婚が簡単な国---日本国
こんな構図の中での手続きです。

解からないのが、当たり前ですよね。
国際離婚なんて、まず普通の日本人ならなかなか経験できることじゃありませんし、
フィリピン人でも、法的に正しい離婚の経験者なんて珍しいのです。
弁護士ならば誰でも離婚裁判OK、といかないとこもネックですよね。


フィリピンのことなら JIS
旅行会社と間違えている方もおられそうだが、
JIS は渉外法務事務所です。
http://jis.main.jp/