フィリピンでの法人設立 その2

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M4XK2G6JIJXX01.html


経済のプロと呼ばれる人達からみると、フィリピンの今後の経済成長はかなり明るいものらしい。
そのひとつの理由と思われる、元司法長官の弾劾裁判の結果は、世界の経済界には好感度となったようだ。
アキノ大統領の面目躍如であろう。


しかし、毎月のようにフィリピンへ出張する小生にはチョット不思議な見解でもある。


フィリピンへの経済進出(投資)の面白みは、不確定の中での宝探しである。
賭博的要素が強いが、準備に時間とお金をかければ、かなりの確率で成功できるが、成功の兆しが見えだすと手をゆるめる(お金や労力を惜しむ)ので、結局上手く立ち行かなくなる。


理論と実践がうまく絡み合えば、高収益が期待できる市場でもある。
小資本のサービス業の場合、年200%〜300%の利益率など珍しくない。
どの様な商売をするにしてもフィリピンの場合、年50%以下の利益率ならば商売などやらずに、銀行に現金を預け入れ、金利で暮らした方がましな国でもある。



確固たるビジネスモデルがあって、それを継続するだけの意志とささやかな資本さへあれば、フィリピンは商売を立ち上げるにはとても面白い国である。
老練な経営者よりも、若い人達に大いにチャレンジして欲しい。