憲法記念日に思う

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120504/plc12050412170006-n1.htm


私はいつも相手の意見に対し理解するように努めている。
しかし同意するか否かは別である。
政治家であり一党の代表でもある福島氏の場合、それなりの日本人の同意(選挙における投票)があったかこそ、政治家とやらをやっているのだ。


かなり以前になるが、「政治家は最も軽蔑される職業」と吐き捨て、行政官になった衆議院議員がいた。
福島氏の毎回の小児的言動といい、小沢氏の醜悪さといい、正に最も唾棄される職業の一つなのだろうとの気がしてくる。
しかし彼らは、それなりの日本人の同意があったかこそ、政治家とやらをやっているのだし、あの鳩山氏ですら地元ではスターであり、世界経済トップクラスの国の正にトップの席に座った人間なのだ。


但し我々市井人も気をつけなければいけない。私達が持つ特定な人に対するイメージは、その殆どがマスコミ・マスゴミと呼ばれる情報送信機関からの恣意的な情報だからだ。
自衛策は、ひとつの事柄について多方面からの情報をもって判断をせざるしか得ないのだろう。


社民党党首福島氏の「警察があるから泥棒がいる。」的発言を聞き、現東京都知事石原氏の20年以上前の発言を思い出した。

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憲法改正について。
改正であるならば、改正できないシステムの存在が悪である。
価値観が多様化し変化し続ける中で、普遍的な理念を継続するのは不可能であろう。
価値観が多様化するからこそ、国家の根幹である憲法が気軽に変わってしまうことに危惧があるが、必要ならば必要なときに改訂できる明確・合理的なシステムの存在は必然である。
憲法9条については、理念と現実との融合が必要であり、難儀するのは当然であるが自衛隊の存在を明確に正して欲しいと思う。